アル中リーマンのアル中病棟日記

酒におぼれ会社を頻繁に休むようになってしまった51歳の中間管理職の闘病生活を記録しました。

アルコール依存症治療入院三十八日目

昨晩の地震、かなり大きな揺れだったようだ。自分は睡眠薬で寝付いて深い眠りに落ちている最中であったが、さすがに目が覚めた、、かなり大きな揺れだとも認識した、だが起き上がりもせず再び眠りに落ちた。新棟で良かった。


05:45 起床、検温
異常なし。


07:00 ラジオ体操
今日もラジオ体操の後に自室で腕立て、腹筋、スクワット、体幹トレを実施した後にプロテインを一気飲み。これからは酒の代わりはプロテインにしよう。


08:00 本日の朝食

味噌汁(エノキオクラ)、ほうれん草オムレツ、ブロッコリーお浸し、小袋佃煮、パックケチャップ、牛乳、ごはん240g。
ケチャップをおかずにご飯を食べた感じがした。小袋佃煮はいただけない、、美味しくないオムレツ作るくらいなら殻付きでいいので茹で卵のほうが良い。マヨ付きで。


08:30 散歩
まだ寒いかと思いながら朝の嗜みも兼ねて東6の丘まで。心配をよそに思いのほか強い日差しで、引き続き焼き入れをした。椅子に座って焼いているので三段腹の凹みの部分が白く焼け残り焼き上がりが格好悪い。均等にするため背もたれに持たれず背筋を正して、腹がたるまないようにする。



09:30 講義:家族


10:30 散歩先で読書
イワシ雲?の下、なだいなだ氏の著書を読みながらの東6の丘での本日二度目の焼き入れ。
潮風が心地いい。


11:50 本日の昼食

蒸鶏ゴマタレカケ、茹インゲン、大豆五目煮、胡瓜もみ、オレンジ2/6、ごはん240g。




12:30 散歩先で読書
本日三度目の散歩、、引き続き読書を続ける。
アルコール問答 (岩波新書) なだいなだ著 読了。
精神科医とアル中の旦那とその奥さんの病院でのやり取りだけでアルコール依存症という病気をわかりやすく説明している名著。
アル中は世間から冷たい目で見られているが、れっきとした病気であることを世間の人に啓もうするのに最適な書である。是非アル中を冷たい目でいている方たちに読んでもらいたい一冊。


14:00 オープンカフェ
作業療法の一環?なのか単なる週に一回の自由作業時間なのかよくわからないプログラム。
作業棟には卓球台、ミニビリヤード台、バイクマシン、ストレッチ用のマット、カフェなどが用意され、個室では革細工を作ることもできる。
自分は迷わず革細工作成部屋に直行。キーケースの作成を始めた。
たったの一時間しかプログラムの時間がなく、今日は途中までで中断、次週続きを作成する。
作業棟入り口には次の時間帯の女性陣が殺到していた。じろじろ見たかったが見れなかった・・


15:00 散歩
本日の四回目の散歩。夕日が適度な強度の日差しを注いでくれる。帰ってきて万歩計を見てみると7000歩を超えていた。入院患者でこの歩数を歩く人はなかなかいないだろう。


16:00 洗濯
4日分洗った。看護師さんに乾燥機に乾いたバスタオルを入れると早く乾くと教わり実践。1回100円の乾燥機だが、一回で無事終わった。


17:00 妄想
ここに書けないようなことを妄想した。


18:00 本日の夕食

揚メルルーサ甘酢アン、切干大根煮(肉?入ってなかったが、、)、小松菜ワサビ和え、ヨーグルト、小松菜ワサビ和え、ヨーグルト、ごはん240g。プロテイン(自前)


おなじみのメルルーサ、、まずくはない。飽きた。


明日は土曜日、掲示板を見たら我々の1112期アル中組は何も予定なし。
さて何をするか、、

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