アル中リーマンのアル中病棟日記

酒におぼれ会社を頻繁に休むようになってしまった51歳の中間管理職の闘病生活を記録しました。

アルコール依存症治療入院十七日目

今日はアルコールのプログラム一つのみ。
割とゆったりと週末、そして来週はさらに暇になる気配。
塀の外はシルバーウィーク入り、塀の中はやることなく暇なだけ。
今日会社の後輩から精神科医の漫画情報が送られてきた。アルコール依存に関する所は全6巻中の5,6巻だけど、出演者の素性を知らないと面白くないので結局アマゾンで1巻から6巻まですべて揃えて、ゆっくり読むこととした。Kindleで読むのは画面が小さすぎて困るが、iPadのKindleアプリで読めたので助かった。
下のが第6巻。

Shrink~精神科医ヨワイ~ 6 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
Shrink~精神科医ヨワイ~ 6 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
集英社
Digital Ebook Purchas

07:30 本日の朝食

味噌汁(ポテト・サヤ)、ポークウィンナーソテー3本、ブロッコリー、パックケチャップ、菜の花お浸し、小袋佃煮。
いつもの朝食よりは何となくボリューム感を感じたのは気のせいだろうか?
そういえば卵と一緒に出してもらいたいところだ。
卵かけごはん食べたいなぁ・・
入院する前二三か月間は朝飯抜いてたけど、退院したら人参リンゴジュース復活させようかな!ケトジェニックダイエットと両立できないので体に良さそうなニンジンリンゴジュースで行こう!


09:30 講義:アルコール依存症の治療 (断酒の三本柱)


断酒の三本柱
1.定期的な通院
2.抗酒剤の服用
3.自助グループ(断酒会、AA)への参加


1.アルコール依存者数 推計値
アルコール依存症者数(ICD-10 診断基準を満たす生涯有病者数)⇒107万人
上記の依存症者の中で医療機関にかかっている患者数⇒たったの3.7万人
隠れ依存者数は非常に多い、あなたも自分を疑ってみては?病院につながるのは早ければ早いほどいい、久里浜医療センターのHPにスクリーニングテストがあるので試してみてほしい。
回復過程のイメージ

今までの自分を振り返ると見事に実行期で体調を崩して入院、根本的な治療はせず内科的に解毒治療を施して治ったら退院して、やがてまた飲みすぎで再発というループに陥っていた。今回実行期から初めて維持期への移行を試みている。何とか一回で変化の達成つまり断酒の成功を勝ち取りたい。


2.抗酒剤の服用

ノックビンの効果
上記のようにアセトアルデヒドから酢酸への分解能力を無力化する。つまり下戸と同じ状態になる。
これに加えて断酒補助薬レグテクトを使うと断酒成功率はかなり上がる。


3.入院当初、自助グループへの参加は面倒くさそうで、自分ではいかないのではないかと感じていたが、ここに2週間と少し経っただけで自助グループの重要性、必要性がわかってきた。地元の横須賀断酒新生会に顔を出していくつもりだ。(コロナが落ち着いていてくれたらいいのだが)


格言
「明日からはどうなるかわからないけど、とにかく今日だけは断酒しよう」⇒成功する。
「明日からは断酒するから、今日は飲んでもいいだろう」⇒失敗する。


11:30 本日の昼食

スズキのムニエル70g、インゲンソテー、酢の物(竹輪)、小松菜山葵和え、カットパイン、ごはん240g。
昨日のメルルーサから極端に贅沢になったスズキさんでした、やはりスズキの方がかなりうまい気がした!!カレーの日にちが気になり、週間メニュー表を見て確認してしまった。ちょうど1週間後だった。楽しみだ。


明日は検温と血圧測定以外何も予定なし、天気も悪そう、なかなかつらい週末になりそうだ。


オーストラリアと南アフリカが重傷だ、、不安な週末を迎える羽目になってしまった。

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