アル中リーマンのアル中病棟日記

酒におぼれ会社を頻繁に休むようになってしまった51歳の中間管理職の闘病生活を記録しました。

アルコール依存症治療入院二日目

私は犬と一緒に暮らしていた。というより暮らさせられていた。
何はともあれ、今回の入院に際して、犬の面倒を母に我が家に住み込んでもらい見てもらうことになっている。
実家より汚いが広々とはしている。
早速電話をかけてみるがここで大事件、繋がらない、、朝から何度かけてもつながらない、、そういえば一昨日体調悪いとか言っていた、、不安がよぎる。


そういえば会社のメールをしばらくチェックしていない。念のためルーターのセットアップを終えて接続してみると、義妹からのメールで母がコロナ感染して弟のマナブーが病院へ運んだとのこと。あわてて義妹に電話してみると母は動けないし、マナブーは濃厚接触者となりPCR陰性出るまでは動けない。
とすると愛犬の行き場がなくなり、待っているのは餓死しかなくなってしまう。


意を決して脱獄厳禁のアルコール病棟からの外出依頼を申し出る。3か月は仮出所も禁止のこの場所で許されるのか、、、許された。意外と話の分かる医師であった。私の履歴書を見て信用できると思われたからでしょう!!


因みに明日午前中から本格的な断酒洗脳授業が開始されるらしい。明後日、明々後日は暇らしい。


本日の昼食

照ってないメカジキの照り焼きシメジソテー付き。タケノコフキ煮、キャベツ浸し、巨峰。ごはん240グラム。
おかず力不足でご飯は完食ならず。


明日は午前プログラム、午後愛犬救出と忙しそうだ。

アルコール依存症治療入院初日

結局8月31日まで飲み続けてしまった。明日からは飲まないんだ、飲めないんだという諦観からそれまでは飲みたい、、と飲んでしまった。


結局意識もうろうとした中、なんとか別送の荷物を集荷してもらい、思い当たる必要なものをボストンバックに詰め込み、9月1日の朝を迎えた。


タクシーに乗ってしばらくして到着、この時点で結構意識もうろうとしてます、血液検査、レントゲン検査などを終えて、診察まで待ちます、、この時点でかなり時間がたっていてものすごいながい時間苦しい状況で待合室で待ってました。


なんだかんだで13:30ごろ入院する西下病棟に入れました、4人部屋ですが先客はお一人、それも見覚えのある顔、、そうだ先ほど外来に来てた派手なヤンキーの兄さんだ。でもまだ若そうな感じ、、その後もパット風呂入ってきたり、洗濯の備品の用意という勝手知ったる感じ、、もしかして出戻りさんでしょうか、、


その後は点滴を受けて夕食。まだ離脱症状がみられて外出は(院内30分以内)許可されてないのでおとなしく。
薬をすべて預けてしまってるので、今晩の睡眠が心配、でしたが思いのほかよく眠れました。さあこれから三か月長いなぁ。


編集後記
初日だけぐっすり眠れたのは、初日はまだ血中アルコール濃度が高かったからだそうです。