アル中リーマンのアル中病棟日記

酒におぼれ会社を頻繁に休むようになってしまった51歳の中間管理職の闘病生活を記録しました。

アルコール依存症治療入院六日目

入院後初めての月曜日。入院プログラムでは月曜日と金曜日に禁酒・断酒に関する講義、水曜日に禁煙に関する講義が行われている。


今日は2度目の禁酒講座、基礎編を午前中に受けて、午後は内科の先生の回診予定。


07:30 本日の朝食

見た目が非常に質素・・・・
味噌汁、温泉卵、菜の花のお浸し、ふりかけ・・・、醤油パック・・・・・ごはん240g
今日の朝飯は正直かなり萎えました、、、


09:00 検温ののち講義会場へ移動

09:30 アルコール勉強会 基礎講座 「節酒と断酒」


依存症の人の酒の飲み方

  1. 節酒 - 依存症の人がコントロール不能に耐えながら飲酒をすること(つまり「飲酒がコントロールできない」ところ、何とか飲酒をコントロールしながら飲酒を続けることである。・・・すでに意味不明。節酒成功の条件としては1.身体が健康、2.精神的にも健康、3.仕事や日常生活に支障が出ない(小生失格)、4.家でも飲酒による問題がない(小生失格)、5.この状態が長く続く(すでに失格項目アリ)
  2. 制御を失った飲酒 = 依存症の人の飲酒パターン 1.お酒の量が守れない(小生適合)、2.飲む時間が長すぎる(小生適合特に休日)、3.不適切な状況で飲む(これは大丈夫)、4.健康を害する(適合:入院中)、5.典型的には連続飲酒(適合:毎晩及び休日は終日飲み続け)

かつては海外などでは依存症でも節酒は可能との主張も強められていたが、現状は依存症は断酒するのが一番であるというのに異論はない模様。
かつて私が読んだ本にも酒との付き合い方に「節酒」という概念は存在しない、飲むか断酒かのどちらかであると書かれてあったのを思い出した。


これらからもわかるように依存症と診断された以上節酒という淡い希望は捨て、禁煙を伴う断酒に向けて突き進む覚悟が決まった。


要は酒を飲まない代わりの楽しい趣味を充実させることであろう、というか、釣り、バイク、車、犬との散歩などを充実させていけばいいのだ!!


講義が終わったらパワポの資料をナースステーションで借りて、売店に行って一枚一枚アナログコピーをして大切な資料を貯めていく!因みにそんなことしてるのは参加者のうち私だけのようだ。


11:45 本日の昼食

朝がお盆の隙間が目立っていたのでかなり充実して見える。
メルルーサソテー・キノコソース、ピーマンソテー、ポテト人参煮、もやし・ニラナムル(小)、カットマンゴー。


釣りをする私にもメルルーサというのがわからず、ググってみるとタラ目の海水魚らしい。ホキともまた違うらしい。もやし・ニラナムルは美味しかった!


13:30 内科回診
睡眠薬以外の服薬も止まり、今適正範囲を外れている中性脂肪、赤血球の大きさ、等の値もこのまま療養していけばすぐ適正範囲に入るでしょうとの見解をいただいた。
また入院時に没収されたプロテインやわずかなみりんが入っているというだけで没収されたフキ味噌も現在の体調を見る限り問題無しということで返還された!!
ということで多少の運動も認められ早速アマゾンでヨガマットを購入した!
3か月もベッドの上で休んでいたら大型バイクになど怖くて乗れないところなので少しでも鍛えていこう!


メモ
今読んでる本です。

しらふで生きる 大酒飲みの決断 (幻冬舎単行本)
しらふで生きる 大酒飲みの決断 (幻冬舎単行本)
幻冬舎
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回診が終わった後、気になっていたワンコの状態を伺いにペットショップに電話をしてみた。
心配をよそに餌もちゃんと食べて元気にしているとのこと、一安心、母もゆっくり静養して退院できる。


17:30 本日の夕食

初めてのフライ料理、小さいけどおいしかった!
ささみフライ2枚、茹でキャベツ、ミニパックソース、切り干し大根煮、インゲンお浸し。


今日はプロ野球無しだ、
昨日の阪神は0-6から追い付いたのは大したものだったが、欲を言えば勝てたなぁ・・
明日からのヤクルト戦に期待!

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